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一刻を争う救命医療に貢献~ドクターヘリのリースへの挑戦

昭和リースでは、ドクターヘリの運航会社に対し、ドクターヘリ新造機のリース*を行いました。新たなチャレンジの連続だった中、「救命医療という分野にぜひ参加したい」という強い思いとチームワークで実現にこぎつけた本案件。担当者3名に話を聞きました。

*新造機のリース:他社でリース満了となった製品の再リースではなく、新品の機体に対してリースを行うこと。

語るひと:
昭和リース 西日本営業部門大阪営業第一部
部長 伊東敏彦
営業第二チーム統括次長 山中潤
営業第二チーム主任 倉橋達也

ドクターヘリのリースで社会に貢献する昭和リースの担当者たちの挑戦と喜び

──案件を振り返ってみて、今どのような気持ちですか。

倉橋:無事に契約を終えることができて、本当に良かったです。私は入社して7年目ですが、今までは工作機械など製造業のお客さまへのリース営業がメインで、今回のような大きな金額の案件に携わるのは初めてでした。最初から最後まで主担当として関わり、無事に完了できたことに喜びを感じていますし、達成感でいっぱいです。

山中:医療や地方貢献も含めて、サステナビリティの観点で昭和リースはどのように世の中に貢献していけるのか、と社内でも話し合う中で、この救命医療という分野にぜひ参加したいという思いがありました。

伊東:ドクターヘリには、山間部や離島など充実した医療体制が整っていない地域へ医療を届けるという役目もあります。そういうところにお住まいの方々に対して、われわれはドクターヘリという社会インフラの提供を通して医療を届けるお手伝いをしている。そこに意味を感じています。リースしている機体に昭和リースという名前は入らないですけれど、応援できている自負はあります。

倉橋:ドクターヘリのような社会に貢献できる案件に関われたことを嬉しく感じています。

救命医療に欠かせない存在となったドクターヘリ

目利き力と社内連携~オール昭和リースで強みを発揮

――今回の案件において、昭和リースの強みを発揮できたと感じる場面はありましたか。

山中:私たちリース会社は、ドクターヘリでも他の物件でも「モノの価値」に精通しています。モノの価値をどこまで見極めることができるかがビジネスの成否に関わります。リース期間が終了した時点での物件の価値をいくらと見積もるか、といったことを本部の査定専門の部署の力を借りて見極め、お客さまにリース価格を提案していきます。
今回複数社の提案の中から昭和リースを選んでいただけたのは、これまでの経験で培った目利き力を活かして好条件を提示できたところが大きいと感じています。新造機のリースは今回が初めてでしたが、ドクターヘリの「リファイナンス」(他社でリースが終了した物件を買い取って再リースすること)の経験が十分あり、それを今回の案件で活かすことができました。

伊東:ドクターヘリのリースを扱うためのノウハウや知見は、全てのリース会社が持っているわけではありません。機体の登録にあたっては国土交通省への申請も必要になりますが、そのあたりのノウハウは倉橋さんが学んで対応してくれました。

倉橋:会社が一体となって取り組めたことも大きかったと思います。今回の案件は、私個人の力ではとても扱いきれず、いろいろな方に同行してもらってお客さまのところに何度も通いました。アセットマネジメント部や審査部、営業統括部といった社内の関係部署にも助けてもらいました。

主担当として案件をやり遂げた倉橋さん

伊東:大阪営業一部は、大阪を中心とした中小企業のお客さまを主なターゲットにしており、そういうお客さまに喜んでいただくには何ができるのかということを常に考えています。お客さまがより効果的な設備投資を実現するために、大手の銀行ができないようなところを私たちがお手伝いする、ということを考えて日々取り組んでいます。必要に応じて専門分野を担当する東京の部署とも連携し、オール昭和リースでお客さまを支援しています。

山中:倉橋さんは動きもいいですし、今まで接したことのないお客さまとも壁を作らずどんどんコミュニケーションを取っていけます。そこは、お客さまも評価してくださっていて、今回の成功要因の一つだったのではないかと思います。

未来への展望

――今回の案件は社会的にも意義があるものでしたが、今後どのような形で世の中への貢献を考えていますか。

山中:社内で定期的にやっている部署横断プロジェクトという取り組みがありまして、そこで新しいビジネスの可能性についてアイディア出しをしています。例えば、食糧問題への貢献として、回転寿司チェーンを運営する企業と養殖事業会社をつなぐといったことです。限りある海洋資源や食品ロスなど、関係する業界は大きな課題意識を持っておられます。お客さま同士を結び付けることで、お客さまの悩みや課題の解決に向けたお手伝いができないかと考えています。

伊東:大阪・関西万博の移動手段に倉橋さんが関心を持っています。

倉橋:万博に向けての、空飛ぶタクシーとか、無人タクシーにどうやって関われるかなと考えています。この分野にとても興味があるので、なにかしらの形で携われたらと思っています。

伊東:昭和リースはこれからも社会に貢献する事業を積極的に推進していきます。ドクターヘリのリースはその一例であり、今後も医療、環境、教育など、さまざまな分野での取り組みを進めていきます。また、新たな技術やサービスが生まれることで、これまでにないビジネスチャンスが生まれると考えています。お客さまのビジネスを深く理解し、時代の変化に対応したサービスを提供し、お客さまとともに成長していきたいと思っています。

【編集後記】
今回の取材に携わるまで、当行グループでドクターヘリのリースを行っているとは知らず、改めてグループ内のビジネスの幅広さに驚きました。
最後まであきらめず契約にこぎつけた倉橋さんの達成感、頑張った倉橋さんを見つめる伊東さんと山中さんの温かさ。それらが言葉の端々から伝わってきて、チームワークの良さを肌で感じることができた取材でした。
(サイト運営チーム)

こちらの記事は、SBI新生銀行グループの昭和リースに関する記事です。

本件についてのプレスリリースはこちら👇
(昭和リースのウェブサイトに遷移します)
https://www.s-l.co.jp/images/uploads/SL_230927_Hirata_j.pdf


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