イルカやクジラもこまっている? 川と海のごみ問題 ~「夏休みエコ教室」レポート~
8月8日もくようび、エスビーアイしんせいぎんこうに、たくさんのこどもたちが集まってきました。今日は「夏休みエコ教室」です。(※)
海や川であそぶことが多い夏休み━━。
今日は、海と川のごみのもんだいについて、こどもだけではなくおとなもいっしょに学びます。
わたしたちがせいかつするなかで、いろんなところにプラスチックが使われています。プラスチックはとてもべんりなものですが、つかいおわったプラスチックを、みなさんはどうしていますか?
ごみにだす? うっかりポイすてしてしまうことはないですか?
わたしたちがすてたプラスチックのごみはどこにいくのでしょうか。
いま、わたしたちの出したたくさんのプラスチックのごみが海にながれ出ています。
そして、海にながれ出たプラスチックのごみのせいで、海のいろいろな生きものがこまっています。
海の生きものたちはどんなことにこまっているのか、クジラのせんもんかの赤城(あかぎ)さんが教えてくれました。
こんなに大きなからだのくじらですが、その大きな尾びれに魚をとるときに使うあみがからまってしまったり 、海のなかで波にもまれて小さくなったプラスチックをまちがって食べてしまうことがあるのです。
わたしたちの街や川から海へながれて、クジラや生きものをこまらせているプラスチックのごみがあることがわかりました。
では、どうしたらこのごみをへらしていけるのか、みんなで話し合ってみました。
みんなから、いろいろないけんが出ました。
● 水筒を持ち歩いたりマイバッグをちゃんと使う
● ごみを出さない生活をしてみる
● 街中のごみひろいに参加してみる
● レジ袋をことわる etc.
いろいろなこたえがありそうですが、「夏休みエコ教室」にさんかした人も、このきじを読んでくれた人も、川や海にながれ出すごみを減らすためにわたしたちにできることを、まわりの人とぜひ話してみてください。
「夏休みエコ教室」のさいごに、マイクロプラスチックごみをつかってキーホルダーをつくりました。
自分でつくったキーホルダーをみるたびに、今日学んだことを思い出してください。