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サステナブル・イノベーション賞を受賞しました

多くの企業が環境問題、社会課題の解決に力を注ぐ今、金融業界においてもSDGsが目指す持続可能な社会に向けた取り組みが行われています。各金融機関が「サステナブルファイナンス」「グリーンファイナンス」「ESG金融」などに力を入れる中、新生銀行は「サステナブルレポ取引による資金調達」によってサステナブル・イノベーション賞を受賞しました。

サステナブルファイナンスに携わる歩みが金融のイノベーションとして表彰される

新生銀行は、一般社団法人環境金融研究機構が主催する「第7回(2021年)サステナブルファイナンス大賞」でサステナブル・イノベーション賞を受賞しました。この賞は、同機構が2015年から実施しているもの。第7回大賞は2022年1月17日にオンライン表彰式がおこなわれ、2021年を通じ、日本での環境金融・サステナブルファイナンスの発展に貢献した金融機関、企業、団体が表彰されました。

今回の受賞対象となったのは「サステナブルレポ取引による資金調達」です。サステナブルレポ取引とは、「金融機関が保有する債券を買い戻し条件付きで現金と一定期間交換を行い、調達した資金を環境問題・社会課題双方の解決に資する事業に貸し出す仕組み」のこと。資金の調達と事業への貸出をサステナブルという共通軸でマッチングできるなら、サステナブルレポ取引を有効活用しない手はありません。今回、国内金融機関として初めてこの仕組みを用いた資金調達を実施したことが評価されました。

サステナブルレポ取引はグループトレジャリー部が担当しました。
2021年3月、サステナブルファイナンスの取引で国際的に実績のあるフランス系金融機関からサステナブルレポ取引の提案がありましたが、これはちょうどグループトレジャリー部で当行初のサステナビリティボンドを発行したタイミングでした。グループ全体でサステナビリティ経営を掲げる新生銀行は、サステナビリティの視点を取り入れた資金調達を目指しており、この提案を検討した結果、さらなるサステナブルファイナンスに取り組むべく、サステナブルレポ取引にチャレンジすることにしたのです。

サステナブルファイナンスの資金の使いみちには再生可能エネルギー、グリーンビルディングといったグリーン事業だけではなく、社会性を持ったもの、社会的インパクトが認められる事業も含める必要があります。今回のサステナブルレポ取引では、国内外の再生可能エネルギー事業に加え、ヘルスケア事業も含んでいます。

サステナブルファイナンスに携わる歩みは、「サステナブル・イノベーション」として表彰されたように、まだ新しい取り組みです。取り組みそのものが今後の知見、知識の蓄積につながっていくでしょう。今後の新たなチャレンジにも期待が集まっています。

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こちらの記事は、新生銀行グループの新生銀行に関する記事です。

新生銀行グループの「サステナブルレポ取引」について、もっと詳しく知りたい方はこちら(新生銀行のサイトへ遷移します。)

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