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サステナビリティをテーマにトークセッションを実施しました

SBI新生銀行グループでは、株式会社QUICK ESG研究所 リサーチヘッドの
中塚一徳様をお招きし、SBI新生銀行の瀧口友里奈社外取締役、当行グループの日下部裕文チーフ サステナビリティ オフィサーによる、グループ内従業者に向けたトークセッションを開催
しました。
 
中塚様と瀧口社外取締役は、ともにサステナビリティ関連の講演や発信を数多くされており、気候変動、生物多様性、人権、情報発信などのトピックについて世の中の動向や他社の取り組み事例をお話しいただきました。「サステナビリティ」が分かりやすく身近なテーマとなるようにトーク形式にした結果、参加した従業者からは、金融機関がサステナビリティにどのように関わっていくことができるかをイメージすることができたなどの感想もあり、有意義なひと時となりました。


<トークセッション内容>
1. 企業がサステナビリティに取り組む意義、世の中の動向
~2023年の有価証券報告書でサステナビリティ開示が求められる中、なぜ企業がサステナビリティに今取り組むのか
2. SBI新生銀行グループでの推進体制
~当行グループのこれまでの歩みを振り返ってみて。現在推進体制を強化して取り組みを進行
3. 他社/他行の動向
~注目している他国、他社や他行の事例について
4. 今後に向けて注目したいポイント&今後の取り組みに向けてのメッセージ

瀧口社外取締役は、普段あまり接点のない従業者と対面できる機会として
楽しみにしてくださっていました!

瀧口社外取締役からは、「サステナビリティの課題意識が変わってきている。その中で大きな役割を果たしているのが、Z世代共感が行動につながっている。企業がサステナブルな活動をしていると、その企業に好感を持つ、という共感が、消費者として利用したい、という行動につながる。例えば自分のお金が何に使われているのか、というところまで分からないと腹落ちしない、というように情報の透明性を求めている。」というお話がありました。

株式会社QUICK ESG研究所 リサーチヘッドの中塚一徳様からは、
事例を交えてお話しいただき、サステナビリティへの理解が進みました!

中塚様からは、「環境に良い事業をしていても、サプライチェーン上の人権や、事故が発生した場合の安全性への取り組みが不十分であると、株価にも影響を与えることがある。」ということを、実際の事例をあげながらお話しいただいたのが印象的でした。企業は環境に配慮するだけではなく、社会課題やガバナンス体制の向上も同時に取り組む必要があることを改めて認識しました。
 
トークセッションの最後には、「社会の公器である銀行が、ファイナンスによって、いかに社会にインパクトを残せるか、を考え推進してほしい。ダントツのポジションを目指して日本を元気にしてほしい」という当行グループに向けた応援メッセージをいただきました。
 
質疑応答では、「サステナビリティへの取り組みが社会にどのようなインパクトをもたらすのか、また銀行の支店で実践できることは何か」という参加者からの質問に対し、瀧口社外取締役から、「お客さまのサステナビリティ選好にアンテナを張ることが重要。各従業者が、サステナビリティ課題を正しく理解し、お客さまに当行グループのサステナビリティ戦略を説明できるようになること。そしてお客さまのサステナビリティへの考えを社内にフィードバックし、戦略を見直す。このサイクルが重要」というお話がありました。一人一人ができることは何か考えるヒントをいただくことができました。

SBI新生銀行の会長の五味、社長の川島、取締役の寺澤も聴講しました!

トークセッションが終わって、当行グループが取組むべきサステナビリティ課題が、よりくっきりと形になりました。ステークホルダーの信頼を得るためには、サステナビリティへの取り組みをしっかりと行い、できていること、できていないこと含めてきちんと情報発信していくことが重要と改めて認識でき、気づきや学びの多いセッションとなりました。

こちらは、SBI新生銀行グループに関する記事です。

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